手繰りへぎそば 180g×5袋
内容量 | 手繰りへぎそば:180g×5袋 |
賞味期限 | 製造日より18ヶ月 |
保存方法 | 直射日光を避け常温で保存 |
配送状態 | 通常配送 ※生そばと同梱される場合はクール便(別途料金220円) での発送となります。 |
包装形態について | 乾麺は化粧箱包装された状態でのお届けとなります。 |
のしについて | のしを希望される方は、御注文時、「その他お問合せ」の欄にご記入願います。(※) →のし紙の指定について ※サービスでのご提供となります。 |
手提げ袋について | 2022年10月1日ご注文分から手提げ袋は有料化します。 本商品が入る手提げ袋のサイズは以下となります。 「紙袋小」 →手提げ袋の購入はこちらから →手提げ袋のサイズ対応表はこちらから |

三代目重則は常に考えておりました。「本質にとことんこだわった乾麺をいつか作ってみたい…」と。こうして生まれたのが、選び抜かれた純国産の原料のみを使用した「手繰りへぎそば」です。
選び抜かれた素材は、伝承製法の「布乃利つなぎ」にて打ち上げ、当店ならではのなめらかな喉越しと歯応えはそのままに、より生そばに近い食感と味を実現しております。

「へぎそば」を盛り付ける際に、一口ずつ食べやすく織の目に模して並べた形(またはその動作)の事です。もともとふのりは、当地方の織物文化である、糸の糊付けに使われ、このつなぎのそばが生まれましたが、その織物の「かせぐり」の動作・形から伝わった伝統技術と言っても過言ではありません。「手繰りそば」と名付けた背景には、当地の織物文化、そしてそばという食文化を結ぶ当店三代目の熱き想いが込められております。

「とよむすめ」とは、北陸研究センター(新潟県上越市)において開発されたそばの新品種です。特徴としては
①ポリフェノールの一種「ルチン」の含有量が、
在来種「信濃1号」に比べ3割高い
②多収で食味に優れている
③苗が丈夫であり、安定生産が図れる
小嶋屋総本店では、行政・JA・農家の方々と一体となって取り組み、地元(十日町市旧川西町)のそば栽培を「とよむすめ」に切り替えを図ろうと取り組んできました。
平成15年から平成18年にかけて、この「とよむすめ」を種取用として栽培し、そして平成19年、ついに(十日町市旧川西町において)そば栽培の品種統一が行われました。
当地方は織物の産地で、緯(よこ)糸をピンと張るために「布乃利(ふのり)」を使っています。
それを初代の小林重太郎がそばのつなぎに使用したのが、小嶋屋のそばのはじまりです。以来、当地方では多くの店がふのりをつなぎに使用しています。
その「へぎ」にそばを一口大に美しく盛りつけ「へぎそば」になります。それを数人で囲んで楽しく食べると、より一層そばが美味しくいただけます。
この手ぐり盛りは、糸を織った目の美しさを表現した、職人の技ともいえます。
昔、当地方ではワサビがとれなかったことと、海藻つなぎのそばにはカラシの風味がピッタリだという理由からです。カラシは、カラシ菜から自家で作っていました。
どこも同じ味なのですか?
2代目の小林申一の時代に十日町と長岡に出店し、各店の経営を兄弟にまかせて以来、それぞれ独立した店舗と位置づけ、現在は各店とも独自の味づくりに励んでいます。ですので、小嶋屋総本店系列の直営8店舗以外は味が異なります。